第6回「持っておきたい!高校受験案内」

こんにちは、さくらです。
新年度もスタートした今、このブログも新受験生向けに本格スタートです。
新受験生に向けた第1回は「持っておきたい!高校受験案内」です。


私は長いこと受験生を見てきていますが、中3になったからといって急に「受験生らしく」なるわけではありません。
この時期に志望校を聞くと、多くの生徒は「どんな学校があるのか、よくわからない」と、歯がゆい答えが返ってきます。
こっちは「受験生になったのだから」と思って聞いているのに・・・。


「どんな学校があるのか、よくわからない」というのは、本当にわからないのが半分、わかりたくないのが半分でしょう。
誰だって、受験なんてイヤなものです。
できることなら、逃げられるまで逃げていたいというのが本音でしょう。
でも、逃げれば逃げたぶん、志望校は遠のいていきます。


ここは、首に縄をつけてでも「受験生らしく」なってもらわねばなりません。


その第1歩として「高校受験案内」を渡しましょう。


高校受験は内申書の扱いなど「不透明な入試制度」が多く、受験勉強して成績を上げればよいわけではありません。
正確な情報を早く集めて、正しい方向に努力する必要があります。
その情報は黙っていても入ってきません。
自分で動いて情報を集めなければいけないのです。


情報集めの第1歩は「志望校探し」ですから、「これを見て、どんな学校があるのか自分でよく知りなさい」ということです。
生徒本人も、勉強はやりたくなくても、高校に興味はあることが多いので、けっこうパラパラ見たりするものです。
地域にある高校を知るだけでも、ずいぶん受験生らしくなってくるものです。


また、「高校受験案内」は分厚くて存在感があるので、これが机に「ドン」とあるだけでも「受験生になったー」という気になります。
いまどきの中学生は気持ちから入ることも大切なのです。


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ただし、千葉県の上位校情報は、例年5月に出る「市進の高校受験ガイド」のほうが信頼性が高いので、そちらを待つのもよいでしょう。


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